8. 恐怖の単純作業??


友人の協力を得て行ったログ組み、キートスに依頼した屋根関係・・・
こうしてなんとか外観も完成しました。

「やったー!これでもうすぐ別荘ライフを満喫!」 なんて考えていた私は、やはりシロウトでした・・・。

ここからは「出口の見えないトンネル」を進むような過酷(退屈)な作業の連続でした。

このあたりは他のビルダーの方の記事も多いので、ポイントのみ簡単に解説します。


* 電気配線* 

ログに空けられた配線用の穴をもとにして、配線図を作成しました。
(方眼紙に鉛筆で作成)

コンセントはできるだけ多いほうがよいので、以下の点を考慮しました。




・ロフト&個室に2ケ所、リビングには4ケ所のコンセントを設置。

・室外にも2ケ所、地下に1ケ所の外部コンセントを設置
(外部コンセントは必需品だよ〜)

・各部屋に電灯のスイッチを設置。

・1階&ロフトにテレビのケーブルを配線。
「でも・・・山の中だったので・・・いまだテレビは写らず〜、残念!」

配線はコネクターでつないでもよいらしいのですが、シロウト施工なので基本的には配電板まで直接配線しました。
(おかげで1.6CVのケーブルを150メートルも使用)

場所によっては3本も電線が通っており、線を出すのに一苦労しました。

本来、配線工事は電気技術者の免許が必要なのですが、そんなことも知らず、すべて配線を終わった段階で、仮設を引いてくれた業者にお願いしました。




幸い親切な業者さんで、アースを1本と漏電1ケ所の対策後、無事工事終了です。


* 断熱材の施工 *

寒冷地(冬の最低気温はマイナス15度)なので、断熱材は100mmの物を使いました。

必要に応じて買い足しましたが、全部で15本以上は使ったと思います。

おかげで真冬以外はストーブを焚いていると2階は半袖でOKです。

施工中、注意はしていても2〜3度断熱受けボードを踏み抜いて床に落下しました。(ギャ〜ッ!)

気をつけましょうね〜!!


* 床張り *

私はログ作りの中で、この作業が最も疲れました・・・。

作業自体は単純なのですが、つなぎ目をチドリに配置することや、つなぎ目にはマシンカットされた部分を使うなど(きれいにつぐため)、材料の取り方で工夫も必要でした。

また、床を根太に留めるのに思っていた以上の量のコーススレッドを使いました。

最初は電気のドリルドライバーで作業していましたが、腱鞘炎になり、ついに インパクトドライバーを購入しました。
(腱鞘炎からの復活には約2年を要しました)

なにせ朝からずっと作業して1.5mぐらいしか進展しない。
夜間作業が多く、1&2階を張り終えた時には年末になっていました。

「とう〜さんは、夜なべ〜をして、床張〜りしていたよ〜♪」
・・・てな心境でした。


[ 床張りの釘について  キートス談 ]

床施工用のフロアネイルという釘もありますが、打ち込んだ後に釘頭を沈める「釘締め作業」が必要で、作業時間はコーススレッド(スリム)の3倍かかります。

できれば腱鞘炎になる前にインパクトドライバー を用意してくださいね〜!



* 浴室の施工 *

価格面から、下半分がユニットになつているハーフユニットバスをキートスでは勧めていました。

でも私は「飲み仲間の強引な(?)勧め」で、フルユニットバスにしました。




結果的には「友人特価」のうえ、すべて「プロの施工込み料金」だったので、大変お得でした!

ユニットバス組み立てや設置はプロにお任せなので、私の作業はユニットを支える土台作り。

75mmの角材と耐水コンパネを重ねて作成し、念のためログの内側にはキシラデコールを2回塗りました。

水周り壁用は、キット「間仕切壁材」が含まれています。
セトリングを考えながら適当に作ってみました。

ユニットバスには換気扇・ルーバーもオプションでつけたので、温泉に行かないときはとても快適で便利です。

もっとも車で10分も行けば公共の温泉があるので、めったに使いませんけどね・・・




(トイレは簡易水洗)


* 天井の施工 *

すでに床張りの単純作業で鍛えられているので簡単です。

私は一人で作業したので板をはめるのに手間取りましたが、二人で作業すれば 2日もあればできるでしょう。

ただし、天井トップ部分のおさめが少し難しそうだったので、キートスに知恵をかり、棟木下部にコンパネを張って、そこに天井板を施工しました。




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