10.屋根仕上げ


秋も少しずつ深まり、山の木々も色づき始めました。

ログハウス建築地のすぐそばにある「富良野スキー場」の景色、冬はスキーヤーでいっぱいになります。




うちのパワフル奥さんは、仕事のために千葉へ帰りました。

手伝いに来ていた娘夫婦も、出雲へ戻りました・・・。

しばらくは一人の現場生活です。
パワフル奥さんがいないと、朝食もあるもので・・・




「いも団子と、焦げた〜パン !」


ここ数日お天気に恵まれていませんが、その間にいろいろ準備作業をすることに。

屋根仕上げ材はフィンランドからログ材と一緒に取り寄せたカラー鉄板。

鉄板ビスを打ち込むためのビットも買ってきました。





「ルーフィング、張ってしまおうよ!」
少しの晴れ間を見つけ、友達がやって来ました。

「この勾配なら縦張りにし、長さに合わせて切った物を上から転がすやり方で大丈夫」
板金屋の友達からのアドバイスです。




やってみたらその通り、簡単!
少し寸足らずのところもあるけど・・・「ドンマ〜イ!」


「Tボードはできるだけ早く入れた方がいい」というキートスKさんのアドバイスにより、お向かいのTさんが「鋸目を入れ、ノミで落とせば簡単さ」と友達のヒロさんと二人で殆ど入れてくれました。




「ありがとう〜!」


10月6日、

やっとフィンランドカラー鉄板の施工ができました。

でも、屋根作業中の写真がほとんどありません。

時間に追われ、また写真班のパワフル奥さんが現場にいないし、他の人たちに作業手順を説明したり率先したりしていると、なかなか撮れないのです。
「仕方がないよね〜」

鉄板は上端に一つ穴をあけて、手製のフックで引っ掛けて引き上げました。
「でも重〜い!」




支えるためフックのすぐ上辺りに輪を作っておいたり、ロープは30〜40cm毎に結び目を作っておくと、手が滑らずにラクです。




へばりつくようにしてカラー鉄板用ビスを打ち込んでます。
45度の勾配は上から見るとこんな感じ・・・崖だ!

下にいるのは、作業を手伝ってくれた友達。
鉄板を下から折れ曲がらないように上げ、支えてくれています。

鉄板をとめるビスを何度も落とすので、チャックの内側から外側に向けマスキングテープか何かを貼るとあまり落ちません。

打ち込むところには予め、釘などで小さく穴をあけておくのがお薦めです!

片面半分で、とりあえず休憩。




キートスのアドバイスどおりに左下がりにならないよう、かなり気を遣いました。

屋根の棟換気も隙間3cm程度になるよう作り、虫除け網を貼っておきました。




「こんなものでいいのかな〜?」と思いつつ・・・ でも、もう戻れない!




なんとか大きいカラー鉄板を 貼り終えたところで、タイムオーバー!

来週は息子の結婚式があるので、私自身も一度千葉に戻らなくていけないからね。

一日中屋根の上にいたので、お尻も膝も痛くて、休むにもちょうどよかったかな?

「屋根の上でバイオリンでも弾いて・・・」な〜んていかないよね!




作業してくれた仲間や通りを歩く人が一様に、「屋根がすごくきれい!」「素晴らしい!」と言ってました。

北海道はカラー鉄板の屋根が多いけれど、周りのとは一味違います。
「フィンランドカラー鉄板にして良かった」と実感。

カラー鉄板を張り始めると、通りのおばあちゃんが、
「このお家は物凄く可愛いし、屋根の色がステキね〜!完成が待ち遠しいんですよ〜。」
と言ってニコニコしているのが、とても印象的でした。

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