3.キートスを訪れて


庭仕事でケガ


「庭師の仕事も後一年で・・・」と決めて始めたシーズンの11月、
松の木3m付近での作業中、運悪く根元から折れて「転落事故」と相成ってしまったわけです。

救急車で病院に搬送され、以後4ヶ月間「絶対安静」の生活となったわけです。

転落したのが庭石の上だったのですが、ヘルメットを被っていたおかげでこの程度で済んだのです。そうでないと今頃は・・・?

救急隊員の方が「よかった、ヘルメットしていて良かった!」と繰り返し言っておられましたから・・・。

でも医師からは「日常生活ができ、社会復帰ができるまで回復することが病院側の目標です。以前のような生活はとても出来るようにはならないと思ってください」と言われました。

「座るのはまず無理だから、退院したらトイレは洋式に!
寝るときも布団を敷くのではなくてベッドにするように!」
とも言われました。

もうお先は真っ暗、途方にくれる毎日を過ごす羽目になってしまいました。


ログハウス雑誌に出会う


車椅子の生活を経て杖をついての生活となった時、立ち寄った書店でふと『夢の丸太小屋に暮らす』という雑誌が目にとまり、それを購入して読み始めました。

読んでいるうちに「リハビリを一生懸命すれば何とかなる」と勝手な解釈で、キートスさんに資料請求・・・となりました。
全てはここから始まりとなっているわけです。

退院してから本格的にリハビリを始めたのですが、もうじっとなんかしておられず、杖をつきながら、当時岐阜市内にあったキートス東海事業部のドアを叩いたわけです。




女房の心配を押し退け、ログキットの見積もりを取り、年末にはログキットの契約をしてしまう無鉄砲振りで、女房も子供もあきれ返っていました。

後で聞いた話では、キートス東海事業部のI氏も「あの身体で本当に大丈夫か不安だった」と洩らしておられたようです。


キートスに相談する


それからは「この身体でログハウス作りに挑戦する方法」をキートスさんに相談したり、当時キートス東海事業部がフォローしていたセルフビルド倶楽部に 参加したり・・・と、準備を進めました。


 

当初は何もかも自分で手掛けることを夢見たものですが、この身体ではそうはいかないことが徐々にわかってきました。

以後はI氏のアドバイスに従って進めてもらいました。


 

そしてセルフビルド倶楽部の会合に参加したり、お手伝いなどをしてキートスのログハウスについて予習し、後はログキットが届くのを待つだけになりました。


 

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