1.ログハウスに辿り着くまで


キャンピングカー


私は元々、あまり人がやらない(やれない)事に興味を持って手がけてしまう癖があり、女房とはいつもその事で衝突するわけです。

最初は、キャンピングカーでした。

54〜5歳の頃、社員旅行で出かけた能登で、一組の夫婦が屋外にテーブルを出して朝食をとっているのに出会いました。
彼らの傍には、まだ珍しかったキャンピングカーがありました。

「定年後にこの車で全国を旅している」という話を聞いて、私はすっかりそのとりこになってしまいました。

それからは毎月お小遣いを貯め、車の改造のために必要な工具を買い、胸ときめかせながらワクワクとした5年間を過ごしました。

女房にこの話を打ち明けたときは、それは大変でした。
もうすったもんだで・・・。(今でもこの当時を懐かしく思い出します)




定年一年前にキャンピングカーに改造できるような車を購入し、改造に着手しました。

その頃はまだキャンピングカーを身近で見る機会はほとんどなく、改造しようにも方法がよくわかりません。

いろいろ自動車屋を廻っても「素人には無理」の一言で、なかなかノウハウを 教えてくれません。

書店もあさって「キャンピングカー手作り40日」という本を見つけ、それを参考にして作業にとりかかりました。

大変だったのは電気関係でしたが、ソーラーパネルを調べている時に紹介してもらった会社がキャンピングカーに詳しく、その会社を通じてソーラーパネルやシンジ、シンクをアメリカに発注し、これで設備関係の問題はクリアされました。

陸運局で、88ナンバーを取るための手順も聞きました。
むやみ勝手に改造してはダメだそうで、図面申請が必要なことも わかりました。

結局、8月から翌年3月まで掛かってやっとOKが出て、ようやく88ナンバーを手にすることができました。

このときは感動しましたよ。
陸運事務所の職員が「よく頑張ったね」と拍手して褒めてくれたのも思い出の一つです。

この時に学習したのは、、、
「みんなが無理、素人には無理」と言うことでも、「自分でいろいろ動いて学習すれば、なんとかなるということでした。


ログハウスとの出会い


定年後、職業訓練校(県立高等技術専門学校)で造園を学び、その後10年間を 「庭師」としてシルバー人材センターで活動しました。

その10年間にキャンピングカーで、西日本、東北、中部、北海道を旅して廻りました。

毎年夏に1〜2ヶ月を過ごしていた北海道のあるキャンプ場で、五右衛門風呂のあるログハウスに出会いました。

私にはログハウスが大変新鮮な建物に映り(北海道にはログハウスが多くありました)、徐々にログハウスに胸の高まりを覚えるようになりました。

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