2.いろいろな準備と建築確認申請


ログハウスの間取り


ログハウスを建てると決めてから、まず間取りを考えました。

住宅を作るにしても、建築を進めるには間取りを一番に考えます。
間取りについては、この仕事をしている関係ですぐに決定しました。

間取りは、大きな事務室とは別にもう一部屋。

不動産業者は大きな金額とその人の人生のお手伝いをすることも結構あり、当事者以外に聞かれたくないという人も多いです。
その方への気遣いの為には個室は必要不可欠というわけです。

あとは、トイレと小さな給湯室があれば 十分です。

その結果、このような間取りで決定しました。




結構アバウトなのに驚かれたんではないでしょうか? )^o^(

次に、間取りに関連して考えなければいけないのは、ログハウスキット価格を含めた建築費。

予算に合わせて建てる・・・ここが大きなポイントでした。

キートスのN氏とは以前から個人的な付き合いがありました。

将来、お客様に土地を紹介するとともにログハウス建築のサポートもできればいいな・・・と思い、キートスの指導を受けながらセルフビルドすることにしました。


建築確認申請


建築をするには確認申請を提出し、許可を得てからでないと工事にかかれません。

「ログハウスの確認申請は難しい」と思いがちです。
しかし、このログハウスは上記のような平面図に加えて立面図が用意できれば 依頼は簡単です。

全国どの設計士でも申請書類の作成はできると思います。
(あとは金額だけ)

あえて気をつけなくてはいけないのは、市街化区域の防火地域・準防火地域・22条区域などに建てる場合で、防火規定により仕様を少し変更する必要はありますが、特に難しいわけではありません。

ただ、確認申請書類にはログハウス特有の添付書類もあるので、ログハウス未経験の設計士や役所窓口では通常より時間を要する場合があります。

確認申請には少し余裕をもって、早めに準備するのがいいでしょう。


部分工事の業者探し


次に下準備。
セルフビルドするにしても、部分的に業者依頼する工事があります。

まず、基礎工事。
ここもポイントです。

プレカットされたログ材と基礎の位置が合わなければ話になりません。
十分にログハウスの寸法を確認してから、基礎業者に発注します。

次は、ログハウスが屋根までできたら業者への発注です。
(屋根鉄板なら板金屋さん)

依頼は簡単ですが、自分で屋根貼りするかどうか、個々の判断だと思います。
自分で楽しむか、あるいは業者に頼むか・・・悩む所でしょうね。
私は付き合いもありましたので、業者に頼まざる得ませんでしたけどね。

もう一つ心配になる事があるでしょう。
それは給排水工事ではないですか?

給排水工事は業者に頼みましょう。
これも事前見積もりをしっかりとっておきます。

基礎着工直前に発注すれば、あとは業者が勝手に進めてくれるはずです。

電気工事もありましたね〜。
仮設電気を依頼するときは基礎工事開始前までに業者設定して依頼しましょう。

そうでない場合は、ログが組み終わってから作業に入ってもらえばいいので ゆっくりでいいかな?

電気工事はログハウスのポイントでもあるんですよ。
いい加減にすすめてはいけません。

どこにコンセントが必要で、どこに照明器具やスイッチが必要かなどログハウスの間取りを決める時点で穴の開くほど考えてからログの注文をしてください。
(キットによっては固定間取りのため、電気穴位置もすでに決まっているようですが)

ログビルド最中に、ログに開いている穴が電線用の穴か他の穴か、よく理解しながらログを組むことができて、俺ってすごい !! と思うかも。

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