12.お茶室


ログハウスがほぼ出来上がった段階で、いよいよお茶室の造作がスタート。

お茶室部は、ログの内側にもう一枚壁立てをして、和室らしくしました。


水屋と床の間の仕切り壁




金釘等必要な個所には補強板をつけました。




立てかけてあるふすまは、茶道口(点前をする時の出入り口) に取り付けます。




周りの縁はなく、取っ手(金具)もつけません。




茶室とリビングダイニング(夫の蕎麦処)との仕切障子です。


水屋




水屋から茶道口への板敷


 

水屋の水受は建築用のトロ舟(?)を利用。
腰板を張って、竹すのこも置きました。

上部は京壁を塗って、棚を設置。




窓の取っ手が棚に当たるので、レバー方向を逆につけて上ロックに変えました。


壁と床の間


フィンランド製の横長窓には、障子を入れました。




夫が一人で壁下地を塗ってます。

私は口のみ動かしてます・・・




柱の下部はログ壁に直接固定し、上部は屋根垂木の取り付け金具(余り)を利用してログ壁に付けました。




金具の足りない柱は、セトリング分の切り込みを入れて取り付けました。

壁下地板は受けを柱につけ、板をはめ込みました。




化粧屋根(天井)


材のつなぎ目に竹をはめ込み、目隠しも兼ねました。


お茶室


では、完成した茶室をどうぞご覧ください。

これは、三畳台目の茶室です。

点前畳に三畳がついた席です。
二畳がつくと二畳台目となります。




中柱(台目柱)の裏側に、一重釣り棚(仕付棚)をつけました。

薄茶器を飾ったりします。




腰紙を張りました。
客座は湊紙(青)、手前座は西の内紙(白)。

狭い小間で帯がすれたり壁の砂が落ちないようにとの配慮だそうです。




床の間の小さな障子は、夫が作りました。




茶室とリビングダイニングの仕切障子は、建具屋さんに依頼しました。




水屋飾り




お点前に必要な道具類が決められた場所に置かれます。

水屋とキッチンの仕切り障子も夫の特製です。
しっかりしてますが、少し重いです・・・

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