5.工事関係書類


工事業者を探しまわって


初めに計画は立てたものの、実際に業者を探して依頼するとなると大変でした。

蔵王町の役場で浄化槽工事の業者を紹介していただいたり、建築業者を探してまわったりしました。

最終的には、私の勤務先で仕事をしていた方のご主人が設備の仕事をしているというのでお願いしました。

この方は大変すばらしく、いろんな方面にお知り合いが多く、優れた業種の方を紹介していただきました。

これから自分でログハウスをたてるときの大事なポイントです。

私は公務員でしたので交際が狭く、自分でやろうとしたのですが、内心不安でした。

一度決まり出すと、スムーズにいろんなことが回り始めました。


関係書類の提出について


住宅を建てるのに必要な書類について、町役場に聞きに行きました。

書類の提出先が4月から変更になり、町から県の出先機関になったことや、いろいろ書類の提出があることがわかりました。

こんなことは住宅メーカーさんが行っていることがわかりました。

砂防法、河川法、住宅の確認申請、浄化槽設置許可申請などいろいろあって、工事前に申請業務が終了して無事に工事に入れるかどうか、若干不安になりました。


砂防法・河川法


蔵王から流れてくる川が近くにあるので、砂防法や河川法に関わりがあります。

この書類は自分で作成しました。

川岸から宅地までの距離と高低差をはかり、平面図と断面図を作成しました。
結構遠かったり高低差があったりで、何回か作成をしました。

近くに住んでいる方から書類を見せていただき、参考にしました。

しばらくぶりの製図なので、縮尺に注意して作成しました。

地方の土木事務所に宅地造成の許可申請をしました。
比較的簡単に許可がおりました。


建築確認申請書作成


キートスさんに資材の準備や最初のログ積みを依頼し、次には設計図面です。

おおまかなレイアウトはできているにしても、建築図面を書いたり建築の構造計算をすることは自分でできないのでキートスさんにお願いして、設計士さんを紹介していただき、確認申請用の書類作成をお願いしました。

(ログハウスのロフトにログ5段を積み増したので、構造計算が必要でした)

土木事務所の方は通常1週間程度で申請に対して結論が出るということでした。

設計士の方から送られて来た書類を自分で土木事務所に提出しました。

1週間程度で通知が来ました。何点か修正点がありました。
その結果を設計士さんに送り、修正していただきました。

最終的には土木事務所の担当の方と設計士さんで話し合ってもらい許可がおりました。

基礎工事に入る1週間程前でした。

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