家づくり、それは 男のロマンだね。

[新潟県・新潟市]


最初は うちの奥さんが 軽い気持ちで、 「ログハウスもいいな〜」 って考えたのです。

それで 二人で 某ログメーカー(B)に 何回か 説明を聞きに 出かけました。
いろいろ説明を受けるうち、ますますうちの奥さんは ログハウスに熱を上げていきました。

ログハウスの夢が広がるとの反比例して 建築価格が現実味を増し、
説明を聞けば聞くほど 「ログハウスは無理だ」 と気持ちが萎えました。

そんな時、 キートスを見つけて会社を訪れ、カタログを入手し、簡単に説明も受けました。

家を建てることは、男のロマン なのです。
「ログハウスがほしくても 資金的に無理なら、自分で建てるしかない と思いましたね。

それに 兄貴が大工で、「手伝ってやる」と言ってくれましたし・・・。

「自分で作るなら、建築費も可能になるわね」 と うちの奥さんも その気になりました。
でも、本当にできるのか非常に不安になっていたようです。


《 前準備 》

キートスとログハウスの間取りついて打ち合わせをし、キットを発注したのは6月末でした。
今まで住んでいた家を取り壊して そこに ログハウスを建てるので、
引っ越し、解体作業、建築確認申請・・・と、しなければならない作業はいっぱいでした。

建築確認申請書類の作成はキートスに依頼し、役所への提出は私自身で出向きました。
提出前に何回か窓口へ出向いて下話をしておいたので、実際に提出に行った時には
「借預かり」 という形でしたが その場で受け取ってもらえました。

その後1〜2回の修正・変更作業を経て
無事に 建築許可が おりました。


業者依頼した基礎工事も 順調に進み、
ログ部材の到着を待つだけになりました。


 

《 ログハウス部材の到着 》

ログハウスのセルフビルド開始は 私の定年時期に合わせて 晩秋の予定でした。
しかし、欧州からの配船スケジュール変更で コンテナの日本到着が遅れ、
セルフビルドの開始が冬になってしまいました。


海上輸送だけはキートスもフィンランド工場も
手が出せない部分で、
コンテナが早く到着したり遅れたりするので、
キートスの みなさんは いつも
ハラハラ ドキドキ だそうです。

遅れはしたものの 無事到着した部材は
近くの河川敷で 荷降ろしです。

11月27日、 心配していた天気も
なんとかもって 作業は順調でした。



《 ログ組み 》

さあ、セルフビルドの開始です。
手伝いに来てくれた兄貴と二人で 少しずつログを組み上げます。



でも なかなか 思うようには進みません。





というのも建築地は高台で
この細い階段を登って
材料を少しずつ上まで
運ぶ必要があるからです。









苦労したのは、ともかく天気。
真冬のログ組みですから、雪が降ったり 霙が降ったり、辛い時期の仕事になりました。

屋根がかかるまで ベタ基礎内にたまった水は さながらプールのようでした。
それに寒さが増すにつれ 兄貴の持病が出てきて、 後半はお手伝いを 頼めなくなりました。




「主人は ともかく すごい人だと思いました。
友達や知人に 『ログハウスを自分で建てている』 と話しても、90%以上の人は 『ふーん』 と言うだけで
こんな立派な住宅用のログハウスを 自分で大半を建築している とは理解してくれないようです。
あるいは 4畳半か6畳位の小さい物を想像するらしく、主人が建てているようなログハウス住宅を
素人が自分で建築するなど 全く一般の人には想像できなかったようですよ。」




《 屋根仕上げ 》


屋根仕上げは、フィンランドカラー鉄板を ログ部材キットと一緒に取り寄せて
施工は キートスにお願いしました。 (1月20日)


《 内装&塗装 》




屋根がかかって一安心・・・と思っていたら、
床根太を踏み外して 足のじん帯を裂傷、全治1.5ヶ月。

「休んだら? と言っても、それでも毎日足を引きずりながら、
 仕事に出かけていくんだから、 たいしたもんですよ。」


「でも、みんなそうだと思うけど、 ゴールが近づくと
 根性がみなぎるし、 苦労したことも忘れるよ。」










そりゃぁ 途中でツライ時も ありましたよ。
たまに 指導や助っ人が必要なとき キートスのスタッフにお願いして 一緒に作業してもらうと
あっという間に できあがるんですね。
だから 「残り作業全部 キートスに頼んじゃおうかな〜」 って思ったことも ありましたよ。
でも 今は 「自分でやって 本当によかった」 と思っています。




「毎日、毎日、多少怪我をしても 少しずつログハウスができていく過程を すべて見ていた私は
本当によくやったと思うし、うちの主人は本当にたいしたことを成し遂げた人だと 感心しています。
私も大半の塗装作業と 自作の階段の製作では、充分に力を発揮したと 思いますよ。」






《 ログハウスが完成して 》



3月に引越しをし、その後 3ヶ月くらいは その整理などでバタバタと過ごしましたが、
今は落ち着いて 非常に満足しています。

セルフビルドにおいては さしたる失敗もなかったし、 しいて言えば 棟木下の飾りカットログに
違う物を 使ってしまったことくらいだし、それも 全く気にならないですね。






それから、これも実際に ログハウスで暮らしてみなければ 理解できないことでしょうが、
ともかく暖かいこと。 そして 湿度を調整してくれるので とても快適に暮らせること。

そんなことを 実際に体感しながら、これからは のんびり暮らしていこうと考えています。


セルフビルド過程で 「道具おたく」 のようになり
いろいろな作業工具を 買い込みました。

今後、 まずは テラスの増設。
それから・・・・多分、
他のセルフビルダーさんたち同様に
集めた道具を活用して 『木工の道』 に
邁進することでしょうね。


《 完成後に思ったこと・・・ 》

「ログハウスのセルフビルド、必ずできるよ。

 ログハウスでなければ
 素人には 無理なんじゃないかな。
 
 水平を見たり、垂直を見たり、
 強度を考えたり、ほぞを掘ったり・・・
 面倒くさいことが いっぱいあるよね。

 でも ログハウスなら
 ただ組んでいけば いいもんね。
 それで 頑丈な建物ができるんだよ。」


 [キートス ログハウス]