3.ログハウスのセルフビルド


建築地の整備


「ログハウスのセルフビルド」についての不安はありませんでした。

主人は本当に多趣味・多才な人で、若い頃から何でもやってこなしてきましたし、手先も器用で、私が欲しい棚などはいつも簡単そうに作ってくれました。

だからログハウスについては、すべて主人に任せておけば安心でした。

ログハウスキットの契約をしてからは、休日ごとに二人で現地に通いました。

まずはログハウスを建てるための準備です。




木の伐採、整地、基礎の作成・・・全部主人が自分で作業しました。
もちろん私も手伝いましたが。

基礎の高さ合わせは水平器を使って主人が行っていましたが、四角の直角出しは大変でした。
二人で何回も距離を測ってはやり直したりして、位置出しに 一日を費やしました。

後日そのことを畳店を経営している親戚に話をしたら、「もっと早く言ってくれれば、うちに直角を出す道具があったのに・・・」と。
あら、残念!!


夫婦でのセルフビルド


ログ組みも夫婦二人で行いました。

一日ぐらいはお手伝いの人達をお願いしたと思いますが、結局たくさんの人数がいてもログ組みは少しずつ積んでいくので、「二人でやっても同じかな?」と思い、それ以降は二人だけで作業をしました。




当時、この土地には電気は引いていませんでした。
(電気が入ったのは完成後数年経ってから)

だから丸ノコは使えません。すべて手ノコで作業していました。

それまでも棚などを作る際、丸ノコではなく普通の手ノコを 使っていましたから、主人にとってはそれが当たり前だったのかもしれません。




インパクトなどは充電式のものを使っていましたが、作業途中で電気がなくなり、私が車に乗って家まで充電しに帰ったことも何回かありました。

今考えれば「よくやったね〜」と思うことばかりです。




少しずつ出来上がっていくようすに、無関心だった娘たちも興味が出てきたようでした。

一緒に施工現場を訪れ、ログハウスの大きさを見てビックリ!

「お父さんが作っているのだから、もっと小さな小屋だと思ってたわ。こんな立派な家を作っているなんて、お父さんってスゴイのね〜!」

主人の頑張りとその器用さについては、私自身も感心していましたが、娘たちにそう言われて本当にうれしかったです。

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