9.棟上&屋根、建具取付


棟上


2013年 5月24日




荷下ろしに協力してもらったメンバーを中心に集まっていただき、棟上を行ないました。






パネルを立てて棟木と合体するのは感動します。




2階はパネル仕様のため、この日だけで一気に2倍の高さの建物に変身します。

近所では「いったいいつ柱が立つんや」と思ってみえた方もあるようです。

このあたりの一般的な住宅ではどんどん柱が立っていく工法が多いので、ログハウスの工法は見慣れないようです。

妻や子供たちは以前私が作った紙製の立体模型を思い出して、棟木がはまる様子を「おんなじだ」と思ってみていたようです。




続いてタル木掛け。







煙突トップ


 

作っておいた屋根抜き煙突用の囲いを (もちろん棟梁作) タルキに固定します。


 



イメージ通りの収まりに、棟梁も満足しています。





屋根野地板




作りかけの屋根の上を蜘蛛のように自由に動き回る頼もしい孫持ちのおじいちゃんたち(怒られる!?)






田植えを控えた大事な時期にもかかわらず、「きりのいい所までやろう」と言って下さり、翌日も皆さん手伝ってくれました。




感謝、感謝です。





外壁塗装


妻壁パネルも立ててしまうと高いので、寝かせているうちに塗装しておきました。

塗料は「キシラデコール」
色は「ピニー」

明るすぎるかな?と思いましたが、塗ってから数か月で発色が落ち着いてきました。
深みも出てきて、気に入っています。




キートスのKさんからは「塗装は3回塗りで」と言われていました。

16リットル入りのキシラデコール2缶を使用し、外壁全面を2回塗り終わったところで残量が乏しくなりました。

テラス板や網戸など外回りにいろいろなものを作りたかったので、それに塗る分として塗料を残すためです。

3年後にもう一度16リットル缶を買って塗ることにし、この段階では2回塗りで妥協しました。




塗装の際の刷毛について、当初は安物で充分だと思ってホームセンターで1本100円程度のものを数サイズ用意しましたが、たっぷり含ませるとたれるし、少しだけ含ませると伸びないしでなかなかはかどりませんでした。

そんな時、知人が「プロもこいつを使うらしいよ」と言って譲ってくれた・・・なんだっけ???、商品名を忘れてしまいました(;O;) が、使いやすかったです。

値段は数百円らしく決して高価ではないのですが、塗料をたっぷりとたくわえながらも適量を対象物にソフトに置いていくような感じで、たれることが少なく、一本で細いところから広い面までこなし、作業効率が劇的にアップしました。

ぜひ他のセルフビルダーさんにもおすすめしたいのですが、赤い字で何か書いてあったんですが商品名、メーカー等忘れました・・・


屋根仕上


地元の板金屋さんにすぐに屋根を張っていただけて、今後は天気を気にせず 作業ができます。




思えばログ組みが始まって今日まで、雨らしい雨にはあっていません。

天候に恵まれたおかげで、ログ材もきれいなまま屋根がかかりました。


窓・ドアの取り付け




雨の心配がなくなったので、窓&ドアの取り付けをしました。





テラスの掃き出し窓



水回りは日本製サッシ



外部化粧板の取り付け





網戸


フィンランド仕様の窓には、自作の網戸を設置。

網戸のカラーは「見えやすい黒」「見えにくいグレー」を窓の場所によって 変えました。


 

ログの組み上げ時に使用した後いらなくなったドウブチ材を(場所によってはビス穴もありますが気にせず)枠に使用しました。

網が傷んだら貼り替えしやすいように、一般的なサッシをまねて溝切で4mmほどの溝を切って網戸用のゴムで網をはめ込んであります。

角の部分は取れやすいのでタッカーでとめました。


 

25mmのスリムビスで窓枠にとめてあります。

窓は内開きのため、開閉には支障ありません。




使い勝手を考えて、キッチン部の窓のみ開閉できるように蝶番やラッチを使用しました。


テラス床


テラスの床板はもともと防腐処理がしてありますが、色合いを考えてキシラデコールを塗りました。




ここでも小さなセルフビルダーが活躍してくれました。


 

隙間の間隔を計算しながら進めますが、打ち込むビスの位置がなるべく均等になるように、こんな道具(?)も作成し、順調に作業が進みます。




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