3.仕様やオプションの検討


オプションの検討


ログキットの契約は2012年4月末でしたが、注文が集中した時期だったことや船便の必要日数等から冬前に完成させるのはあきらめ (建築地は豪雪地帯)、翌年の春にキットが現地に到着するよう手配してもらうことにしました。

フィンランドに正式発注をかけるリミットの翌年1月末まで9か月の時間的余裕ができたことで、キートスさんのキットでセルフビルドされたお宅を拝見したり、他のメーカーさんの展示会に行ったり、パソコンのソフトで外観イメージを膨らませたり、プリントアウトしたもので模型を作ったりしながら、嫁さんはじめ家族とゆっくり間取りや追加オプション等を検討しました。




 

建築地は北側が道路に面しているため、玄関はログハウスの横側に外付けにしました。

せっかくなので、窓はフィンランド仕様の内開き窓、後々の網戸作成も簡単そうなのも選んだ理由の一つです。

あこがれだった薪ストーブも入れることにし、ロフト部の利便性、居住性を考慮して、ロフト下部にログ5段の積み増しをすることにしました。

 

間取りについて


・昼間は照明なしでも明るい空間になるよう意識する。

・薪ストーブの暖房効率 (2階と1階の温度差を少なくする)、空気の循環を考慮した間取りにする。

・吹抜けを作りたい。

・天窓をつけ、星空が見えるようにしたい。
(雨じまい、積雪等の関係で最終的に天窓はあきらめた)

・押し入れ付きの和室が欲しい。
(押し入れを作るために、脱衣場スペースを必要最小限にする)

・キッチン、ダイニング、リビングはひと続きにする。

・階段はリビングを横切らないと登れない位置にする。
(必ず家族と顔を合わせてから2階に行く動線とするため)

・2階ロフトスペースは将来子供部屋として仕切れるようにする。

・1階、2階とも屋根がかかったテラスを設ける。

・外付け玄関は折れ屋根にして本体とつなげることでデザイン上のアクセントととする。





設備について


・薪ストーブは入れるが、エコキュート、IHクッキングヒーターを入れてオール電化にする。

・水じまいのためにお風呂はユニットバスにする。

・降雪地のため、屋根は自然に落雪するようフッ素入り鋼板の横葺きとする。


その他


・キットに付属の窓については全て内開きとし、1階テラスとリビングの間は掃出し窓にするなど、その他必要な部分は日本で調達する。

・2階部分は仕切る際の自由度やコスト面から、パネル仕様とする。

・キッチンにも外の明かりが取れるように窓を設置する。

・システムキッチンは使用せず(使い勝手の良さそうなものは高いので)自作する。

・洗面所は既製の化粧台は使わない。洗面台の下は湿気も出やすいので覆わず、解放しておく。

などを盛り込み、変更に変更を重ねて、、、、




最終的にこの間取りで、4月半ばにキットが現地到着するようにキートスさんに手配していただきました。

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