10. 引越しに向けての内装作業


1階床


2013年 8月6日、1階の床板施工開始。

キートスの仕様では28ミリ厚の無垢床板をダイレクトに根太に貼りますが、 保管中に雨に少し濡れたこともあり、大きく反ったりねじれています。

そんなことで構造用合板(12ミリ)を貼った上に無垢板です。

床下には、もちろん断熱材を入れます。




根太ボンドと65〜75ミリのスリムビスで固定です。

なかなか手強い反りや曲がりですが、なんとかいけそうです。


キッチン水切り台


8月7日〜9日

床貼り途中でしたが、流し台廻りを決めたいと言うことで、流し台前に設ける水切りの台を作りました。




ステンの水切り、長さ2105ミリは板金屋に依頼。
奥行き95ミリ、高さ890ミリ、横幅2100ミリの台です。

コンロ廻りはケイカル板を貼りました。

床を貼らないといつまでも仮置きなので、流し台の下だけ床貼りを先行しました。

他を貼る時につなぎをどう誤魔化すかがポイントになりそうです。




床の断熱材はスタイロエース(3種b) 厚40ミリを根太ピッチにカットして使いました。

95ミリの根太(高さ)、 断熱受けボードが12ミリ、そこにスタイロエース40ミリの2枚重ねです。

近くの大きなホームセンターにはスタイロエース(1種b)だけ置いてありました。

結構いい値段でしたが、ここらあたりは奮発していいもの使いました。


水回り設備


8月10日

水廻りに床を貼ってから、幅500ミリの洗面化粧台を設置しました。


 

シングルレバー混合栓は24ミリの専用工具があれば、簡単に取り付け出来ます。

架橋ポリは座付水栓ストレートで固定して、ニップルでおねじに変えて、ストレート止水栓+ベンリー管でシングルレバー混合栓につなぎます。
ベンリー管は、なかなかベンリです。




流し台も置いてみました。

板金屋さんが水切りの打ち合わせに来たので、詳しく説明です。
水切りがないと水栓が取り付け出来ません。

現場の温度計が初めて40度を越えました。
ロフトは45度位?恐ろしくて作業出来ませ〜ん。

8月11日、トイレの取り付けです。


 

トイレ・手洗いコーナーはこれでひと段落なので、養生シートを貼りました。


キッチン水切り台


8月12日〜13日

1階個室の床貼り再開。


 

給湯機の取り付けも終わりました。
リモコンの設置は、後日間仕切壁ができてからになります。




息子が来たので、手伝ってもらって冷蔵庫を流し台の横に設置。
助かりました。




寝室の床貼りもなんとか完了。

リビングの床貼りを始める前に、リビングに置いてあった玄関ドア等を引っ越し。

エアコンは「寝室一台だけでいいかな」と言うことで、配線もそのようにしてましたが、この夏の暑さで「リビングにもエアコン必要だ」となり、急遽リビングにもエアコン配線しました。

引っ越し日が8月30日に決まりました。
いよいよカウントダウンが始まりました。


1階床貼り完了


8月14日

迷っていた床下点検口位置が決まりました。

迷っていた原因は、点検口と言えば 450角や600角の正方形ばかりで、根太ピッチに合わせた400×600と言うのがないかな〜と探していたからです。
根太は切りたくないですからね。




ありましたね、404×554というのが。高気密型床下点検口 です。

8月17日〜19日、流し台に水切りが付きました。




安物の流し台が高級システムキッチンのようになりました。




吊り戸棚とガスコンロのフードも取り付けて、流し元灯を取り付けました。
LEDなので、薄型でオシャレです。




また、ガス工事も入って道路の本管から メーター設置用の配管までつながりました。


ロフト床貼り


8月20日〜21日、ロフト床貼りです。


 

玄関は段差無しで、後で石を貼ります。
(無垢のフローリング(28ミリ厚)より3〜5ミリ程下げた仕上がりにする予定)

1階の床貼りは終わったので、ロフト床板にかかります。

ロフトの床材は割と素直で(?)、吹き抜けにかかるところまで行きました。
この部分は柱があったり電気の配線もありで、スピードダウンです。

相変わらず暑い日が続いていますが、扇風機がロフトの暑さを少し和らげてくれています。
また CDラジカセでFM nack5を聞きながら、作業を頑張っています。




ロフト床貼りが階段設置位置まで来たので、床貼りをストップして、階段設置をすることにしました。


室内階段


8月21日〜24日、階段の設置。




階段説明書は外国語だったので、図を見ながら手探り状態で組み立て開始。

階段設置には、昔の山仲間が「なかなか経験出来ないことだから」と言うことで手伝いに来てくれました。力仕事の時でありがたいことです。

安全に為に、棟木にスリングを掛けてチェーンブロックで吊り上げて設置です。



微調整が必要ですが、脚立を使わないで登り下りできると言うことは素晴らしい!!

手すりも図を見ながらなんとか納めました。




この階段は下部固定で、上部にセトリングの金物を付けて固定しています。

蹴上げ190ミリ、思っていたより登りやすくて良かった。

でも1段目と最終段の踏み板はもう少し広くなって欲しいので、1段目は直しましょう。(最終段は難しそうです)


1階の内天井


8月24日〜

キートスの仕様では1階に天井板は貼らないのですが、個室には天井板を施工しました。




天井材は、杉の羽目板B級・訳あり品です。

LEDのシーリングライトも取り付けました。
天井が低いので、超薄型タイプ(厚さは56ミリ)です。


雨樋と外構工事


内装ではありませんが、ログハウスの外回りについても引越し前にある程度作業です。

雨樋は軒受け金具、正面打ちの一寸出というのがあるらしいのですが、近くの大きなホームセンターでは5分出までしか売ってなくて、鼻隠し板に20ミリ厚の板を貼り対応しました。

勾配を取り、左右2ヶ所に集水器を設けて、エルボ〜直線〜エルボで縦樋です。




業者依頼の外構工事も始まりました。




駐車場と侵入路のコンクリート打ちです。




仕上げはコテ。昼休み抜きで2時過ぎにはきれいに仕上がりました。
翌日には静かになら歩けるそうです。

引っ越しカウントダウン、あと4日になった8月25日、
やっと玄関ドアを設置。




後日、他の木製サッシと同じ薄いグレーを塗ります。





デッキの施工


8月27日、玄関前のデッキ施工。

デッキの根太受け材を固定するため、布基礎に3分のアンカー7本打ちました。

根太間に防鼠を兼ねた水切り金具も取り付けました。

なかなか細かい作業でしたが、2日間でなんとか貼り終えました。

室内に保管してあった内装材を貼ったばかりのデッキに移動。




明日は室内の床にクリヤーウレタン塗料を塗ります。

とても引っ越し日に間に合ったといえる状態ではありませんが・・・
テントや山小屋のことを思えば、工事中なんてカワイイモン!!

いや、天国です。

 
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