9.屋根


屋根タル木




マニュアルでは簡単に説明してあるが、高所で傾斜が厳しく、気の抜けない作業であった。




屋根垂木を組みつけ、金具で固定していく。





屋根下地板


その後、野地板コンパネを貼りつけていく。

コンパネは一枚一枚吊上げた。

私が購入したコンパネは幅&長さとも10o程度大きく、タルキ間隔との関係で施工途中にサイズ狂いが生じたので、それを修正するのに苦労した。
(コンパネは900x1800サイズを購入する方が良い)




高所は安全のために安全ベルトをつけた。




また、屋根トップ中央付近に開口部を最後まで開けておき、作業中はここから出入りした。




軒天板は予めサイズに切りそろえ、塗装しておいた。




後から高所でのカットや塗装をしたくなかったから。
(足場が簡易なので危険が高いと思った)




「絶景 〜!!」


屋根仕上げ開始


野地板コンパネと軒天板を貼り終えてから、屋根仕上げ材のアスファルト・ルーフィングを貼る。






最初にルーフィング(防水紙)を貼り、仮足場用の板を適当に打ちつけながら作業した。




アスファルトシングルは、一枚一枚ずつ引き上げて貼り付けた。
釘打ちは全て金槌のみでおこなった。




単純で時間が掛かったが、




楽しかった。


 

ベルトと仮足場で安全確保




仮足場の板と棟換気口


雨対策


この年は梅雨入りが早く、雨の日が多かった。

午前中は晴れていても、午後になると 南の方が黒くなり、ゴロゴロと雷がなって、5分も経たないうちに激しい雨になる。
そして1時間もしないうちにカラッと晴れ上がり、蒸し蒸し・・・。




雷の中、高い所での作業は怖かった。




屋根が完成するまでの間、作業しない時にはブルーシートを掛けておいた。




シートの取りつけ&取り外しには結構手間が掛かった。


屋根仕上げ完了


梅雨が明けて夏が来ても、屋根葺きは続いていた。

午前中は何とかできるが、午後は暑さのため何も出来なかった。
意外なことに、夏の暑さでアスファルトが溶けて作業が難しかった。



最後のアスファルト



水切り取り付け中



先端の雨じまい




天辺付近作業は怖かったが、気持ちよかった。


 
 

もうすぐ作業も終わりだ。
「ヤッター!」




屋根が終わった時には、もう夏が終わりかけていた。

金属屋根なら数日で終わるが、アスファルトシングルを貼るのに約2ヶ月もかかった。

でも、私はこれが気に入っている。

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