今年のゴールデンウィーク頃に キットを納品した
山形県内のログハウスセルフビルド現場に
内装作業の指導のため 出かけてきました。
関東や西日本でセルフビルドされている方々には
「今年は非常に雨が多く ログ材の汚れが気になる」
とおっしゃるオーナーさんが 多かったのですが、
東北地方はそんなに雨にたたられず、
とてもきれいな状態のまま ほぼ完成に近づいています。
当日は ユニットバス・洗面所周りの間仕切り壁の収まりや 階段の設置、巾木&廻し縁の施工などの細かいことについて
効率よく作業する方法等を 伝授してきました。
懸案の階段設置は 前日までに 部品を組み上げておくように頼み、
当日はみんなで設置しましょうという計画でしたが、
「2人でやってみたら、意外に簡単でしたよ 」 とのことで
到着した時には 写真のようにすでに完成していました。
お父さんのお話・・・・
「息子は 大したものです。 よく頑張っていましたよ。 本当に 大したもんです。」
お父さんの助力を得て マイホームをセルフビルドした息子ですが、 お父さんからこんなに褒められることが過去にあったでしょうか?
(すみません、あったかもしれません。)
息子さんから見ても、お父さんの協力が大変強力なサポートになったことは 間違いありません。
父親と息子の一世一代のビックイベントは もうすぐ終わろうとしていますが、
多くの現場で聞かれる 『互いに見直して 感謝し合う 美しい思い出』 は これからも大事にして、仲良くしてください。
この現場の近くには 数軒の他メーカーさんのログハウスがあります。
オーナーさんは 当初「あれらに負けないログハウスを建てたいんです。」 と話していました。
オーナーさん、
「近所のログハウスに 負けてないですか?」
お父さん、
「負けてネ。 全然 負けてねーよ。」
「テラスで 写真を撮りますから、威張って ポーズをとってください。
ハイ、 チーズ! パチリ!!」
私にとっても 本当に楽しい一日でした。
[ ログハウス徒然草 16.11.28 ] Kiitos Log House