ログハウスセルフビルド、最初の大仕事は「荷降ろし」

昨日の午後1時半すぎに 通関業者から 電話が入りました。

 

通関業者は フィンランドから送られてきた ログハウスキットが日本の港に到着した際に

税関での作業と みなさんの建築地へログキットを納品するための輸送手配を担当してくれています。

電話の内容は 「建築地での荷降ろし作業が まだ終わらず、 コンテナドライバーが現場待機になっている」 ということでした。

 

この日は キートスのセルフビルダーさんの建築地に ログキットが納品され、

コンテナから 部材を引き出す作業が オーナーさんと 業者さんによって 行われていました。

本来なら 午前中で作業を完了し、 お昼には 空になったコンテナを掃除して 返却しなければなりません。

返却が遅くなると 「延長料」とか「待機料」 とかいう 追加料金が請求されることになります。

そのため、 オーナーさんは 今回の荷降ろし作業を 朝8時半から始められたのですが・・・

 

何か問題があったのか 気になりましたが、 もしトラブルがあれば オーナーさんからこちらに連絡が入るだろうし、

まだ作業中だとしたら こちらから現場に電話を入れることは 作業の邪魔になるので、

夕方まで待って 一段落したと思われる頃に セルフビルダーさんであるオーナーさんに 電話を入れてみました。

 

「なかなか引き出せなかったり ひっかかったりして、 コンテナからの引き出しに 時間がかかってしまいました。」

電話から聞こえるオーナーさんの声は 予想外に明るく (きっと大仕事をやり終えた安心感や満足感もあったのでしょう)

荷降ろし作業も 通関業者から電話をもらった頃には 無事終了していたようです。

 

 

荷降ろし作業が スムーズに進むかどうかは

クレーン屋さんの経験と技量によるところが大きく、

特に 2ヶ月にわたる 長い船旅で 重い荷物が

コンテナの底に まるで張り付いているかのような感じなので

クレーンで最初に引っ張る際には 「思いきり」も必要です。

 

クレーン操作ができない オーナーさんにとってはハラハラ ドキドキしながら 見ているしかないので

本当に クレーンオペレーターさんだけが 頼みの綱です。

 

なにはともあれ、セルフビルド現場での最初の大仕事が無事終り、 私達もホッと 一安心です。

これからは 気候がいい時期なので ログ組み作業も 頑張って、 そして 楽しんでくださいね。

 


[ ログハウス徒然草 15.05.15 ]     Kiitos Log House