屋根からの落雪も考えてログハウスの建て位置を検討しましょう。

昨日のログハウスで自然暮らしコーナー
「屋根からの落雪」について少し触れましたが、
「最近は屋根から落ちた雪のことでご近所同士でトラブルになるケースが増えた」
とある公的機関の方から聞きました。

ここ数年「例年にない大雪」になることが多く、
雪がほとんど降らなかった地域でも雪が積もったりして、
以前は異常気象が特別であった事象がすでに「よくあること」になってきています。

今まで「雪は積もらないから関係ない」と言ってきた地域のみなさんも
家を建てる際には屋根からの落雪について一応考えておく必要がありそうです。

一般的にログハウスの場合は屋根角度があるので、
多くの場合は屋根上の雪は自然に落下します。

(屋根角度があまりないログハウスでは
場合によっては雪下ろしをする必要が出てくるかもしれませんが)

 

 

雪でご近所とのトラブルになるのは多くの場合
「屋根から滑り落ちた雪がどこまで飛ぶか・・・」ということです。

落ちた雪がそのまま隣地まで飛んでしまわないように
建築前にログハウスを建てる位置についても(隣地から離す距離)
しっかり検討しておく必要があります。

これからログハウス建築をされる方は、
冬雪が降ったときにすでに建っているご近所の家を眺めて
屋根から落ちた雪がどの程度遠くまで飛んで落ちるかなども確認すると良いでしょう。

屋根角度やその時の雪質(さらさら雪、湿った雪etc)によって異なると思いますので
いろいろなケースを見て自分のログハウスを建てる位置を考えてください。

建築地があまり広くなくて余裕がない場合は、
屋根に雪止めを設置するなど対策も必要です。

せっかく建てる「夢のログハウス」で楽しく過ごすために
ご近所さんとのトラブルは避けたいですからね。

 


 [ ログハウス徒然草 15.02.18 ] Kiitos Log House