コンテナ輸送担当の物流会社から担当者が来社しました。

今年最後の『ログハウス徒然草』は ログハウスの話ではなく、

ログハウス部材キットが フィンランドから日本に到着するまでの輸送関係の話です。

 

みなさんがオーダーしてくださったログハウス部材キットは コンテナに詰められ、

フィンランドから日本まで  船で運ばれます。

当初は フィンランドからロシアまで陸送し、 シベリア鉄道経由で 日本に運んでいましたが、

ロシアの国内情勢や 輸送コスト、 スケジュール管理などの問題もあって

現在は ヨーロッパから (主に ドイツのハンブルグ港経由で) 日本の港まで 大型船で運んでいます。

フィンランド工場から 日本の港までの コンテナ手配や船の手配などを担当しているのが 物流会社である S社。

 

先週 そのS社の担当者が 東京からやって来ました。

いつも 電話やメールで やりとりしていますが

実際に会うのは 初めてです。

 

弊社担当のTさんは 上海出身のスタイルの良い女性で

「日本が好きなので 死ぬまで 日本にいます。」 と。

日本には まだ滞在5年だそうですが敬語も普通の日本人以上に 上手に使い

流暢な日本語で 私達と会話していました。

来社目的は 一応 挨拶と営業のようですが、ほとんどの時間を雑談しながら

お互いの仕事に対する考え方や姿勢などを 確認しあった感じでしょうか。

 

ドイツが本社で 世界的な物流を扱うS社では、 社内公用語は 英語だそうです。

「でも いろんな人が働いていますから 話す英語の発音も いろいろです。

それに 社内の日本人とメールする時 自分は英語で書き、 日本人は 日本語で返事を書く。

そして その返事は また英語で・・・という感じです。」

ただ、営業部署には 女性が少ないそうで、

「日本では どうして 役職についた女性が 少ないんでしょうか。

以前働いていた 上海の同S社では たくさんの女性が役職についていましたが

日本では 結婚したら女性は すぐ退職してしまいます。 でも 私は結婚しても 働きたいです。」

 

勉強と努力によって 仕事も 日本語も もっと上達を目指している 上海出身のSさん、

いろいろな良い刺激を キートスの事務所に残し、「これから もう1軒、 群馬の会社に行きます」 と 帰っていきました。

 

今後 みなさんがオーダーされるログハウスキットも 頑張り屋のSさんが しっかりコンテナ手配をしてくれますので、

安心して 任せてくださいね。

 


 [ ログハウス徒然草 14.12.30 ] Kitos Log House