キルピスヤルヴィでのサーナ登山

 

フィンランドのM氏一家が 毎年夏休みを過ごす所は

フィンランド西側の最北端にある 「キルピスヤルヴィ (Kilpisjärvi)」

ノルウェー&スウェーデンとの国境沿いにある小さな村です。

 

フィンランドの国の形は 「ドレスを着た女性に見える」 と言われますが、

その女性の手の指先にあるのが このキルピスヤルヴィ です。

 

国内の大半が 低い平地であるフィンランドにおいて、 一千メートルを超える高い山があり、

彼らが毎年登る 「サーナ山(Saana)」も標高1029mで そのひとつです。

日本には 標高1000m程の山はたくさんあるので 高い山という感じがしませんが、

サーナ山は フィンランドでは 2番目に高い山です。

 

それに 北の方に位置するので 登り始めると すぐに森林限界になり、

山頂には 荒涼とした景色が 広がっています。

 

登山道には 写真のような階段があり、700段を超え けっこう息切れするらしいですが

それでも20~30分程度で登れるみたいなので ファミリートレッキングとしては 最適ですね。

 

4人の子供がいるM氏ですが、 すでに上の子供たちは独立し、今年は 一番下の子供だけが 同行のようです。

どこの国も 親と一緒に遊んでくれる年令は 小学生ぐらいまで・・・でしょうかね。

 


[ フィンランド見聞記 13.08.08 ] Kiitos Log House