| ― ニシン市 ―
ヘルシンキのマーケット市場で毎年10月の上旬に開催される『ニシン市』は秋の風物詩のひとつ。 ニシン市の歴史は古く、18世紀頃からフィンランドの各地で冬を迎える時期に行われていたとのこと。 ヘルシンキの港が凍り、漁船が入れなくなる冬を前に、 冬季間の食料を確保するために塩漬けや酢漬けなどの保存用に加工された魚をこの『ニシン市』で買うのがこの市の始まり。 以前はフィンランド各地でこの魚市が行われていたそうですが、 最近では海もあまり凍らず、冷凍、保存技術の発達、交通網の整備などの理由から必ずしも冬のたくわえを用意する必要もなくなり、この魚市を開催しなくなった街も多い中、ヘルシンキでは伝統的なニシン市を続け、 今では秋の風物詩として楽しいイベントとなっている。 会場ではニシンを買うだけではなく、新鮮な魚料理を食べることができる屋台や収穫したばかりのベリージャムやパンなどの屋台も多く立ち並び、特設ステージでは生バンドの演奏などもあり、多くの市民が繰り出し楽しんでいる。 ニシン市が終わると、短い秋が去り、ヘルシンキも徐々に冬に変わってゆきます。 森と湖とログハウスの国フィンランドのニシンは脂が乗ってとても美味しいと評判!! |