9.ログハウスの電気の配線や水道の配管はどうなるの?電気の線はログ材の中に通します。あらかじめログハウスのプランに従って電気穴がログ材に空けられています。 照明器具やコンセントの配置場所を考慮してログ組み作業を行えばよいのです。 後からその電気穴に通線して完成します。 給排水の管はログ材の中に入れると破損した場合の交換ができなくなる、セトリング(経年変化でのログ材の沈み込み)の影響を受けないようにと、原則的には全て床下から配管し、床下に排水します。 10.ログハウスは収納が少ないのでは?ログハウスは収納が少ないのではなく、収納が少ないログハウスが多いことは確かです。 プランを作るときはどうしても居間やキッチン、寝室といった大きな部屋を最初に検討し、収納は後回しになったり、せっかく周囲がログ壁なのに収納を作るのはもったいないと考えたり、いろいろな理由からです。 一般住宅と同様で収納やトイレをあらかじめプランに組み込めば充分収納スペースがあるログハウスができます。 11. 結露はしませんか?「ログハウスは絶対結露しません」とは言い切れませんが、非常に結露しにくい建物です。 それは木材が生きて呼吸しているからです。 空気中の湿気が多ければログ材が水分を吸い、少なければ放出します。 人間が生活する環境にふさわしい状態を作り出してくれます。 ですからログハウスは結露はしないと言いたいのですが、部屋中に洗濯物を干したり、加湿器を使ったりして湿気が多く出る状態にしたり、木製サッシを使用した場合は良いのですがアルミや金属製サッシを使用した場合はログハウスといえどもログ材や内部の木材の水分調節の能力を超える場合もあると聞いています。 12.ログハウスの冷暖房は、皆さん、どうしていますか?ログハウスには薪ストーブが似合います。 ユーザーさんの大半の方々も薪ストーブを設置しています。ただし、薪の手当てなど簡単にいかないことも多くそれ一台ですごす方は少ないようです。 たしかにログハウスは熱効率が高く、それ以上に木材は蓄熱率が高いので一度暖めたら冷めにくく、朝までポカポカしているとよく効きます。 ですから薪ストーブでなくとも一台のメインのストーブと予備に小さなFFストーブくらいを用意すれば事足りると考えます。 冷房に関しては、エアコンを付ける必要はあります。一般住宅に比べ効率が良いので小さめなエアコンで充分だと考えます。 いくら「ログハウスは涼しい・・」と言っても、最近の日本の異常気象(外気が35度などになれば)ログハウス内部もそれ相応に暑くなります。 また、吹き抜けのあるログハウスの場合は、冷暖房効果をより発揮する為に天井ファン(プロペラ)やサーキュレーターは大変有効です。 13.断熱性能は充分発揮できますか?ログハウスは、優れた断熱性能を持っています。 しかし、屋根ふところや床下には断熱材の充填が必須です。 せっかく効率の良いログハウスを建てても屋根、床下の断熱施工や、開口部の断熱施工、また、建具を2重ガラスにするなど基本的な断熱性能を損なう施工をした場合はその限りではありません。 ログハウスの特徴を充分、踏まえて施工工事をすれば大変効率よく、効果を引き出すことが出来ます。 14.完成までの工期はどのくらいかかりますか?発注から現地にログ部材が納入されるまで、およそ3~3.5ヶ月かかります。 その間に届出業務や基礎工事などを完了して、到着と同時にログ組み作業を開始すれば建築工事は2ヶ月くらいで完了できるはずです。(工事を開始する時期によっても工期は変化します) セルフビルドされる場合は、ユーザー様の状況によって異なってきます。ログハウスのセルフビルドに関して不安な事柄は遠慮なくお問い合わせください。 15.ログハウスは間取り設計が自由にできないのでは?間取り設計において制約となる土地と建物の関係(建蔽率や容積率、隣地との境界線など)は、建築基準法に従わなければならない項目もあります。(これはログハウスの問題ではなく、一般住宅も同様です) それ以外の制約は、基本的に無いと言っても過言ではありません。 住む人間の希望や生活スタイルに合わせた家を造る・・・当たり前の事です。いろいろな知恵やアイデアを駆使してしっかり打ち合わせをすれば、あらゆることが可能になります。自分達の家を自分達の想い通りに創り上げるのに、幾らかの法律の規制はあっても、さして障害はありません。 16.ログハウスは坪単価が高いですよね?弊社は坪単価と言う概念を排除しています。 10坪の家に浴室、トイレ、台所、洗面所を付けたら坪単価は100万円をゆうに超えるでしょうし、同じものを設備した100坪の家を作ったら20~30万円くらいで可能かも知れません。 お客様の希望プランと選ばれる住宅設備機器類、建築地のインフラ(電気、給水、排水の環境)など、ピンからキリまで変わってくるはずです。それを単純に坪単価いくらと表現することは到底私たちには出来ません。 元来、この「坪単価」という概念は、建築業者が大まかにお客様に提示し納得させるためにあみ出したマジック(強いて言えば詐欺的表現)ではないかとまで感じます。 50坪の家の建築見積もりを取って、改めて25坪の見積もりを依頼したら、先の金額の半分にはならないでしょう。建築屋さんはある時は坪単価、あるときは総工事費等、臨機応変に使い分けているようです。 特にログハウスの場合、使用するログ材、コンテナ量、建築地の状況などを考慮しなければ総建築費用は計算しにくい建築物です。 では、あらためて質問にお答えしましょう。 「ログハウスの総建築費は高いですよね?」いいえ、ログハウスの建築費は決して高くありません。 お客様の希望、条件等を吟味すれば、必ず在来建築と同等か、それ以下でログハウスが建築できると確信しています。 |